読書日記ふう
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経営に役立つ会計

『餃子屋と高級フレンチでは
どちらが儲かるか?』林總著(ダイヤモンド社)

ズバリ、会計の本である。

物語と解説に分かれており、とても読みやすい。
デザイナーであった女性が、死んだ父親に代わって、会社の社長に就任する。
就任してみたものの、経営のことなど一切わからない。
そんな中、銀行から融資打ち切りを申し渡され……。

優秀な会計士にコンサルを依頼し、会社の数字を通して経営を学び、
会社を立て直すという物語だ。

数年前にはやった『女子大生会計士の事件簿』シリーズ。
あちらは、会計士の立場から、会社を暴くというスタイルだったが、 こちらはあくまでも、「会社経営を立て直すために会計を学ぶ」というスタイル。
会計を使って会社を評価することや、会社を立て直すために、会計をどういうふうに使うかということが書かれている。

物語部分が懲りすぎていないだけ、 会社経営と会計について、すんなり読める。
いまさらのことでも、あらためて会社の図式に一つひとつ当てはめてあるので、 実践的だ。 とくに、真ん中すぎに、演習問題があり、学生のような気分で取り組むのも、 な かなか楽しい。経営に当てはまる会計を演習を通して学ぶというスタイルは、 今後も人気が出るかもしれない。

全体として、非常に読みやすく、わかりやすい。
会社といった大きな組織だけでなく、店舗運営やチームの管理においても、 必要な知識ばかり。といっても、餃子屋と高級フレンチというのは、あくまでもタイトルのためのキャッチなので、そこにしばりつけられないように。


オススメ度:★★★★



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